COLUMN

クリニックコラム

3月31日は山菜の日!

こんにちは!管理栄養士の大中です。

厳しい寒さも和らぎ穏やかな春の日差しを感じられる季節になりましたね🌸

皆さん「山菜の日」を知っていますか? 「山菜の日」は3月31日の「3・3・1」の語呂あわせから制定された記念日です。

これをきっかけに今月は旬な山菜やその栄養素、健康効果についてお話ししたいと思います。

 

●成分と効能●

山菜には独特の苦味成分:ポリフェノールが含まれています。

このポリフェノールには強い抗酸化作用があり、細胞の若返りを促したり、ストレス改善の効果が期待できます。

 

●種類と健康効果●

・たけのこ

不溶性の食物繊維、セルロースが豊富。腸内で水分を吸収してふくらみ、腸内の有害物質を排出してくれます。

また、たけのこによくみられる白い粉(チロシン)には健脳効果もあります!

 

・たらの芽

注目すべきは苦味成分のアルカロイド。アルコールの分解や、不要になったたんぱく質の解毒などを行う肝臓の機能を高め、体を強くしてくれます!

また、カリウムを多く含むため、高血圧予防にも役立ちます。

 

・ふきのとう

食物繊維、ビタミンE、ビタミンK、葉酸を多く含み、たらの芽同様にアルカロイドが豊富。

香り成分のフキノドリは胃腸の働きを良くする健胃効果もあります。

 

●食べるときの注意事項●

あく抜きをしっかり!

 山菜には天然毒が含まれているため、しっかりとあく抜きをし安全においしく食べましょう。

腎機能が低下している人は注意!

 山菜にはカリウムが豊富に含まれるため、腎機能が低下している人は控えましょう。

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