先日、院内スタッフ向けの呼吸器疾患勉強会を行いました。
テーマは「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」に関してです。「COPD」は、「たばこ病」と呼ばれて、日本人でCOPDで亡くなるかたが一年間で18,000人以上という重大な疾患です。2018年に交通事故で亡くなった方が約3,500人なので、交通事故死亡者数と比較してもとても多いことがわかります。
「COPD」の病態、症状、そしてスタッフが行う日頃の問診の重要性をお話しました。また、当院で行っている呼吸機能検査のデータの見方も学び、それによって重症度と治療法が異なることもお話しし、改めて「禁煙」の重要性を認識してもらえたと思います。
新しい「COPD」新薬の説明もおこない、梶の木内科医院として今後も「COPD」の予防と治療に積極的に取り組むことで、「COPD」で苦しむ患者様が少しでも少なくなるようにスタッフみんなで思いを共有できたと思います。