気象庁の観測によると、国内の紫外線量は、観測を開始した1990年以降、増加傾向が見られています。
そして、多くの研究により、紫外線を浴びすぎると人の健康に影響があることがわかってきました。
紫外線が関係していると考えられているものに、
①免疫能の低下
②シミ・しわ
③皮膚がん
④光線過敏
などがあります。
なかでも、皮膚がんは最近急速に増加していて、紫外線の増加を関係しているといわれています。
紫外線によって皮膚のDNAが傷ついて、その傷を修復する過程でガン化するといわれています。
一方で、赤ちゃんは、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光を長時間浴びることは禁物です。
そこで、紫外線の影響を少なくする方法は、
①紫外線の強い時間帯を避ける。
②日陰を利用する。
③日傘を使う、帽子をかぶる。
④衣服で覆う。
⑤サングラスをかける。
⑥日焼け止めを上手に使う。
などが上げられます。
特に日焼け止めは、肌の弱い方に対しては、低刺激性の商品を選ぶことが必要です。
環境省のホームページから紫外線に関してのマニュアルが出ていますので、ご参考になさってください。 https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full/matsigaisen2015_full.pdf