昨日は、名古屋国際会議場で開催されました日本腎臓学会学術総会に参加してきました。
今回参加したセッションの中で特に学んだことは、とにかく高齢化にともなって認知症の患者が増え、腎機能の低下と認知症の進行が関連しているということでした。
また、保存期CKD(慢性腎臓病)の患者と認知機能の研究では、身体能力が落ちることと、軽度認知障害(MCI)の有症率が増えることに関連性があるという興味のある結果が報告されました。
腎機能が悪く身体機能が低下している患者ほど、認知機能が低下するという事実に、
腎臓内科専門医として、そして可児市の認知症サポート医としての役割の大切さを改めて実感しました。