一昨日、昨日と横浜国際会議場で開催されました、抗加齢医学会総会に参加してきました。
特に昨日のシンポジウムでは、運動とテストステロンのセッションと骨の健康に対する運動・スポーツの効果と役割のセッションに参加しました。
中高年の加齢に伴う筋力や筋量の低下がサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)そしてフレイル(虚弱高齢者)につながっているのですが、
1つ目のセッションでは、血液中のテストステロンやアンドロゲン(男性ホルモン)の減少がその筋力・筋量の減少の原因と考えられている興味深いセッションでした。
そして、大切なことは、運動によってアンドロゲン産生が増えるという興味深い考察がありました。
当法人のトレーニングラボ川合で行っている高齢者の筋力トレーニングで、利用者の方々の筋力や筋量が増加していることでも証明されていると思います。
2つ目のセッションでは、骨量と運動・スポーツに関する講義で、女性の骨量のピークが18歳までなのは良くいわれていることですが、
特に衝撃的だったのは、初経前の運動介入が骨密度と重要な関連性があることが示されました。特に、ジャンプ動作などのハイインパクトスポーツの重要性は、年齢を問わずに骨量増加にとても大切なことがわかりました。
今後、トレーニングラボ川合でも、トレーナーと相談しながら、利用者の方々の骨量を増やす目的で、
ハイインパクトトレーニングを取り入れていかれないか検討していこうと思い、
早速、学会から戻ったその足でトレーナーに相談してきました。ラボでの新たなメニューの開発につながればなによりです。
やはり、加齢に逆らって健康長寿を維持していくことはとても大切ですね。
アンチエイジングです!!