プラセンタ注射
妊娠時に、受精卵着床後の子宮内に出来る円盤状の器官のことを胎盤といい、
お腹の中の赤ちゃんを育むために作られて、出産とともにその役割を終える不思議な存在です。
この胎盤のことをプラセンタといい、プラセンタ療法とは胎盤より抽出された
有効成分を内服や注射して、いろいろな疾患の治療に使う治療法です。
細胞を育て、活性化させる栄養素の宝庫
胎盤(プラセンタ)は、胎児を形成する臓器で、胎児細胞が増殖する過程で、様々な細胞増殖因子やサイトカインを合成し分泌しています。
その他、胎盤の中には、様々な有効成分、栄養成分、活性物質が含まれており、胎盤の薬効は古くから注目されていました。
とりわけ滋養強壮薬、若返りの薬として珍重されており、古くはクレオパトラ、マリー・アントワネットも好んで飲用していたと言われております。また中国でも不老長寿の薬、滋養強壮薬として古くから珍重されており、古き医学書にも紹介され、多数の漢方薬に配合されてきました。
プラセンタの中に含まれている有効成分
プラセンタの中には、図のような有効成分が含まれていることが分かっています。
その他、様々な酵素や各種成長因子(幹細胞増殖因子・神経細胞増殖因子・上皮細胞増殖因子・コロニー形成刺激因子・インシュリン様成長因子・インターロイキンなど)が含まれております。
医薬品としてのプラセンタ
プラセンタの有効成分は医学の面でも応用され、日本でもプラセンタの有効成分を抽出した注射薬が1955年(昭和30年)頃より開発され、治療薬として使用されてきました。
プラセンタの治療薬としての作用
- 創傷治療促進
- 免疫強化作用(風邪をひきにくくなる)
- 肝機能障害改善薬(慢性肝炎、肝硬変)
- 抗疲労作用
- 乳汁分泌不全
- 更年期障害
- 月経困難症
1 各種更年期障害の症状が消失、約70%有効。閉経後数年経た婦人に一時的に月経が再開することも稀ではない。
2 各種治療に抵抗した例の70%に有効。
プラセンタ注射の特徴
プラセンタ注射は下記のような様々な疾患に効果が期待できます。
- 疲れ、不眠
- 肩こり、腰痛
- 筋肉痛や関節痛
- 肌のシミ、くすみ、肌荒れ、保湿
- 皮膚乾燥症
- 冷え性
- しもやけ
- 自立神経失調症
- 生理不順
- 膠原病
- 脳卒中後の神経麻痺
- 胃十二指腸潰瘍
- アトピー性皮膚炎
- リウマチ
- メリット
-
- 医薬品としても有効成分が認められている
- 有効成分の吸収効率が良い
- デメリット
-
- 1回のみの点滴では効果は得られにくい
プラセンタ注射の費用
- 価格はすべて税込表示です。
- 費用は保険適用外です。
- 料金は為替や薬剤の価格の変動により変更させていただく可能性がありますことをご了承下さい。
カウンセリング料(初回)
-
スタッフおよびドクターによるカウンセリングになります。
¥5,500
カウンセリング料(2回目以降)
-
ドクターによるカウンセリングになります。
¥3,300
プラセンタ注射
-
週1~3回、1回1~2本がおすすめです。
3か月に1回はドクターカウンセリングを受けていただきます。¥1,100