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院長コラム

# ♪2022年花粉症情報♪

いつから花粉症の治療をすべきかご存じですか?

花粉症治療で一番大切なことは、症状が出る少し前から治療を行うことです。当院では、2月初旬からの内服治療をおすすめしています。

2022年花粉症の飛散量は多め

気象庁が1月20日に発表した情報によると、今年の花粉の飛び始めは2/19ごろ、飛散量のピーク時期はほぼ例年並みで、スギが3月上旬~中旬、ヒノキが4月上旬~中旬です。
花粉の飛散量は、花芽が成長する前年の夏の気象が大きく影響していますが、2021年夏の状況を踏まえると、東海地区は昨年よりも花粉が多く飛ぶことが予測されています。

症状がでる前からの治療がおススメ

花粉症の症状は、一度出てしまうとくしゃみや鼻水を抑えるのに時間がかかります。花粉が飛び始める前の2月初旬ごろから治療を行い、辛い花粉症の時期を快適に過ごしましょう。

一人ひとりの症状に合わせた治療を行います

当院の花粉症外来では、診察に用いる問診票で薬に対してご希望をお伺いし、患者様のご希望に合わせて治療薬を選択しています。
例えば、飲み薬に関しては以下のような選択肢が考えられます。
● 勉強に集中したい受験生やお車を運転される方:眠気を感じにくいタイプ
● 屋外の活動が多い方:くしゃみや鼻水を抑える効果が高いよく効くタイプ
● 拘束時間が長いお仕事の方:服薬回数が1回で眠気を抑えたタイプ

コンタクトレンズを装着される方や妊娠・授乳中の方、漢方をご希望の方、お薬が苦手な方など、お一人ひとりにあわせた処方を行います。夜に安眠できない方やセルフケアでなかなか症状がよくならなかった方も一度お話を伺わせてください。

お子さまの花粉症治療もお任せください

当院はお子さまの花粉症治療も行っています。昨今、子どもの花粉症は年々増加していて、早ければ1~2歳で花粉症になることがあります 。
小さな子どもはマスクがうまく使えないため、花粉を避けることが難しいかもしれません。当院では、小児が服用できる薬のなかからお子さまの症状にあった処方を行います。ぜひお気軽にお問い合わせください。

アレルギー検査も行っています

アレルギー症状のもとであるアレルゲンを特定したい方のご相談もお受けしています。花粉症などアレルギー性鼻炎の原因物質は、血液検査で調べられます。また、スギ花粉症とダニアレルギーについては、舌下免疫療法での治療が可能です。

スギ花粉に対する治療の場合は、花粉が飛んでいない9~11月からの開始になりますが、何年も薬を飲み続ける負担が減らせるかもしれません。ご興味のある方はぜひお声がけください。